人体は「tensegrity(テンセグリティ)構造

 久しぶりの更新です。思うところがあり、某ウォーキングドクターの弟子になり東京での授業、大阪でのレッスンそれぞれ月に1回、大阪でのイベントがあれば控え室で出待ちをして見学。それと、課題。いろいろとありまして、バタバタとしておりました。
 課題のために、運動生理学、整体、気功、禅、武道、呼吸法、ヨーガ、など本を買い込み数十年来の勉強をしております。とても面白く、楽しい時間です。
 そんななか、「人間の構造は、骨は、スペーサーと言う骨以外の身体各部の距離をさだめ、かつ、間隔が勝手に変わらない様にするもの。関節は、液体で満たされた空間であり、この空間で、骨と骨が靭帯でつながれて骨の運動範囲を規定している。そして骨は、その回りの筋肉の配置や機能さえも規定する事によって運動そのものの性格を決めている。」と言う文章に「ビビッ!!」ときてしまいました。
 バックミンスター・フラーの「tensegrity(テンセグリティ)構造」そのものではないですか!割り箸と輪ゴム(各6本)で簡単な模型を作り、また感動!!まさにからだの動きのような統合性がある。その構造は、ずば抜けた省エネ型、柔軟で軽量で高い強度が提供でき、モンゴルのパオのように移動も可能。地震、強風、貧弱な土地でも構築する事が出来る。
 今年は、台風、地震と自然災害が日本を襲いました。家が崩れ、下敷きとなり、多くの命が家によってなくなりました。その後の余震におびえ、被災者が集まっていたところは、ビニールハウスでした。

 テンセグリティ構造が、日本の建築基準法でどういう扱いなのか知りませんが、省エネである事からも地球に優しく、「テンセグリティ」が「人を守る」構造であるのではないかと思いました。
 今なら、構造も簡単にコンピュータで計算出来るだろうし、オムツのような水は通さず、空気は通すとか、紫外線カット、太陽光発電などの膜材も開発可能じゃないかと思います。施工の問題はチョッと大きいかも知れませんが・・・。
 見てみたい!!「テンセグリティ・ドーム」!!雨に弾かれた水玉のようなのかな?アメーバーのようなのかな?細胞?
 
 「師匠!!夢のウォーキング・パラダイスのドームはテンセグリティにしませんか〜〜〜!!。」

(2004/11/21)